こんにちは、あーくんです。
仕事のプロジェクト、PTAの仕事、学校の行事、お祭りイベント等々、たくさんの人たちで協力しておこなうことっていっぱいありますよね。
多くの人の中で何かをやろうとすると人同士の衝突や不調和などで思ったように事が進まないことがあります。
こんな状況に陥らないためにはどうしたらよいでしょうか?
ずばりチームのメンバーが互いに信頼して仕事を任せあうことができる環境を作ることです。
こうした環境を作るためには以下のステップを踏まえることが大事です。
ステップ① 安心・共感
- 相手の話を聞くことを意識し、双方向のコミュニケーションをとり、お互いが安心して話しできる関係をつくる
ステップ② 相互理解
- 安心して対話を繰り返し、その人の特製や仕事のスタイルを理解していくことで、その人の力を発揮してもらえる関係をつくる
ステップ③ リクエスト・応援
- お互いの特製を理解したうえで、よりよい仕事ができるようにチャレンジできる課題をお互いにリクエストできる関係をつくる
今回は、ステップ②相互理解について解説していきます。
ステップ①に興味がある人は過去の記事をお読みください。
この記事を読むことで、相手の特性やスタイルを理解して、力を発揮してもらえる関係を作ることができます。
その結果、チーム内の信頼関係が向上して、仕事を任せあうことができるようになります。
相互理解とは相手に関心を持ち、理解をすることです。
そのために安心して対話を繰り返しながら、相手の特性やスタイルの理解を深めて、相手に力を発揮してもらえる関係を構築していきます。
相互理解を促すため、相手の特性やスタイルの理解を深めるのに必要な要素が、「質問力」と「ソーシャルスタイル」です。
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質問力が向上すると相手が考えていることを引き出すことができるようになります。
その結果、相手を深く知ることができるようになります。
質問の手法がチャンクダウン(深堀)とスライドアウト(横すべり)です。
- チャンクダウン:内容を掘り下げて行動促進に繋げること
- スライドアウト:内容の横展開をすることで視点拡大に繋げること
具体的な質問のポイントは、単語や文章に質問をするとよいです。
最近はお肉にはまっているよ。
具体的にどんなお肉なの?(チャックダウン)
他にはまっていることは?(スライドアウト)
ソーシャルスタイルとは人の特性を4つに類型分類する手法です。
分類することでスタイルの違いを理解し、相手との接し方を変えていくことで、より早期に円滑な対人関係を築くことができるようになります。
100人いたら100通りの特徴があるけど、まず関係構築の入口として4つの分類からスタートすることで、1対1の関係やチーム関係をよりよくすることができるツールとして広く活用されているんです。
スタイルには、「アナライザー」、「コントローラー」、「サポーター」、「プロモーター」があり、14個の質問に対するYes/Noの答えによって分類わけされます。
まずは自分のスタイルを知るために、数分で診断できるのでリンクから試してください。(数分で完了します)
自分のスタイルの特徴を理解することと、相手のスタイルを理解してください。
現状を知って受け入れることが大事です。
- 判断することやスピードを重視するタイプ
- 達成志向が強く、目標達成のためにチームを引っ張っていく役割
- 自由や影響力を重視するタイプ
- 感情が表に出やすく、明るくて楽観的な雰囲気
- チームの中でムードメーカー的な役割
- 相手に貢献することを重視するタイプ
- 何かを決めるときも全員の合意を大切にする
- チームの中で人との関係を陰で支える女房的な存在
- 正確さを重視するタイプ
- 冷静沈着で目的や背景を把握して計画を立てるのが得意
- チームの中で参謀的な役割
相手の特徴を理解したら、どのように対応したらよいのかが分かってきます。
ポイントを抑えることで、相手がストレスを感じにくくなり関係が良好になっていきます。
以下には相手の4分類に基づいた対応方法のポイントをまとめました。
やりとりのスピードを速くする
指示ではなく相談する
目標を引き上げる
楽しい雰囲気を作る
未来について話す
頓挫しないようにフォローする
安心感を優先させる
気遣いをほめる
任せるだけでなく一緒に進める
具体的に説明する
具体的にほめる
ペースを保てるように仕事を任せる
相手がストレスを感じているときの特徴を理解したら、それを察して声がけしてあげるとよいかと思います。
物事が決まらないと、自分の考えを押し付けてしまう
進みが遅いと、強引に「あるべき論」「すべき論」を主張して進めてしまう
制限が増えると、動きが鈍くなり、つまらなそうにふるまう
同じ行動を繰り返していると、飽きて勝手に別のことを始めてしまったり、いろんな提案をして周りを混乱させる
たくさんの意見が出ると、周りを受け入れすぎて決められない
周りに合わせすぎて自分の思いを納めてしまう
目標達成を迫られても、優しくなりすぎて追い込めない(突き放さない)
指示が抽象的だと細かいところまで確認しないと不安になる
物事をノリで進める雰囲気を感じると、効率的に対応しようとしすぎる
順序だてて説明しないと、評論家的になり動きが鈍くなる
相手の力を発揮してもらえる関係をつくるには、相手の特性やスタイルをよく知ることが大切です。
そのために上手に質問をすることで、相手の考えを引き出したり、スタイルに応じた対応をすることで、仕事などもしやすい環境ができて、やる気も高くなっていくと思います。
私はサポーター気質が強いことが分かり、自分に対する理解が深まり、仕事などでの振る舞い方も変わるようになってきました。
また部下にソーシャルスタイル診断を行い、部下のスタイルに合わせて対応の仕方を調整するようになってから、部下の反応や仕事に対するモチベーションも高くなっているのが実感として得られいます。
この記事を読んだ人が、少しでも相手との関係づくりに良い影響に繋がっていけば、これ以上嬉しいことはありません。
地道に、でも確実に良い方法を取り入れて、良い関係を築いていきましょう。
ではでは。
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