どん底人生から幸せを掴んだ一般人の人生物語 新入社員~昇格

多くの人が経験する新入社員時代。

ずばり、失敗だらけで自信喪失の連続です。

このシリーズでは、あーくんの新人時代の辛い境遇と、それを乗り越えた経験をお伝えすることで、

新人時代をどう乗り越えていくかの助けになります。

前回の記事はこちらをご覧ください

どん底人生から幸せを掴んだ一般人の人生物語_大学時代の就活時期

新入社員に課せられるプレッシャー

社会人としての生活がスタートしました。

就職先は非鉄金属関係の会社で、業界で5本の指に入るところです。

同期の学歴を見ると旧帝大、早慶が全体の5割を占めており、

高学歴が多いという感じ。

研修後、廃棄物処理事業に配属となり、30人規模の工場に出向しました。

工場には地元採用された方がほとんどで、本社からの出向者は3名程度。

出向者は、新人だとしても成果を求められます。

この要求に答えられないときには、「高給取りのくせに…」と嫌味を言われました。

プレッシャーに苦しみ陥った悪循環

入社して何をしたらよくわからない中で、とりあえずテーマを貰って取り組み始めました。

けれども学生のころとは違い、テーマは当然だけでなく、その他の業務もたくさんあるため、うまく仕事をさばいていかないと、仕事が思ったように進捗しません。

学生と社会人のギャップで入社当時は相当苦労しました。

基本的にこれまでは受け身人生だっただけに、とても大変でした。

そして社会人生活がしんどくて、職場の人とも距離を取るようになり、人間関係もうまくいかなくなりました。

仕事で人間関係がうまくいかないと、協力してもらえずさらに仕事がうまくいかなくなる負のスパイラルにハマっていきました。

そして仕事がうまくいかないから上司から毎日のように怒られて、仕事をするのが辛い日々を送っていました。

ある時、ストレスが重なり血尿が出ました。

その時、私は課の主任として現場を取りまとめる立場でしたが、人間関係に悩んでいました。

あの当時が社会人人生の中で末期の状態だったと思います。毎日ノイローゼのようになり、仕事はうまく行かず、変なプレッシャーがあり、仕事はミスばかりして、叱られて・・・

会社を辞めたいと毎日思うようになりました。

けれども私は奨学金を返済する枷(卒業時で500万円)があり、それを思うたびに奨学金を返すまではやめられないと、落胆していました。

社会時になった当時は頑張って働いて、出世して、お金をたくさんもらって、裕福な暮らしを送るぞっと希望を持っていました。

あの頃の自分は今やどこにもありません。

同僚のアドバイスで好転した環境

完全に自身をなくしていましたが、ある時同僚にこんなことを言われました。

失敗してもいいからまずは目の前のことに取り組もう

この言葉は当時の私の心に刺さりました。

これまでは失敗を恐れて、周りの期待に応えないといけないと、周りの目ばかり気にしていました。

その結果、自分のペースを乱し、焦り、ミスをして、落ち込んでしまう悪循環な状況になっていました。

この時、私は同僚の言葉にすがる形でまずは目の前のことだけ考えてやろう。

周りを気にせず、自分でペースでやってみようと思いました。

その考えの変化で、私の心はスッと軽くなったのを今でも覚えています。

その日を境に仕事の仕方が変わりました。

まずは頭であれこれ考えるのではなく、まずはやってみる。

まずやってみることで、良くも悪くも何かしらの結果がでるので、その結果から次に何をするのかを決めて、さらに実行するという、スタンスで取り組むようになりました。

それにより小さな結果が積み上がり始めて、入社して4年目にして初めて仕事が面白いと思えました。

そしてそれまでは人事評価もずっとC(可もなく不可もなく仕事ができればBになる)でしたが、この年初めてB評価を貰えました。私の社会人としての変化点でした。

それ以降は、自分の仕事の仕方が分かるようになり、周りと同じことをする必要はない、自分に合ったやり方で会社で成果を上げていくようになりました。

好転後の仕事への取り組み方

私は泥臭く、問題に対してトライ&エラーや試験を通して適正な回答を導くやり方を取っています。自分なりに仮説を立てて、ベストではなくベターを求めるやり方です。

このやり方は現在でも行っている方法です。

こうして入社して5年たったころに昇格することができました。(給料は年収で550万円くらいでしょうか)

そして入社して8年で初めて異動することになりました。

次の業務は工場建設業務でした・・・(次回シリーズに続く)

どん底人生から幸せを掴んだ一般人生の物語 中堅社会人

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