どん底人生から幸せを掴んだ一般人の人生物語_大学時代の就活時期

学部生の時期

大学2年の後期頃からぼんやりと卒業後の進路について考え始めるようになりました。

っと言っても同じ学科の周りの友人が大学が主催している公務員講座を受講するということを話していたため、

引きずられて考えるようになったのが本音です。

私が所属している学部は理学部地質学科であり、理系ではあるが正直就職には弱い学科でした。

学科の先輩の話なども聞いて就職活動は苦労するという話も聞いていたので、就職に対する漠然とした不安がありました。

私はお金に苦労すると家庭環境も悪くなる様子を、ずっと見てきたので、同じような苦労をしたくないと考えるようになっていました。

大学の学科でも特にやりたいこともないし、とりあえず公務員試験講座を受けようと思いました。

公務員なら一生安泰だろうと、単純な考えで。

浪人して、とりあえず入れそうな国公立の現在の学科に入った私には、大学の中で特にしたいことがありませんでした。(正直、同じ学科の他の人と比べてモチベーションに大きな差がありました)

そんな私に転機がやってきました。

学科の専門の授業でとても興味の枠授業に出会いました。高校の頃は化学が好きでしたが、地球化学という分野の授業を受けて、この教官の研究室に入りたいと思うようになりました。

研究室への配属は3年の後期でしたが、何とかその研究室に入ることができました。

実はその研究、私の学科の中で企業との共同研究も盛んにおこなわれており、就職もしやすい研究室であると、入った後で知りました。

私はこの研究室で自分の興味ある研究に打ち込みたいと思い、この時に公務員になる選択を捨てました。

両方やればよいじゃないと思う人もいるのですが、私は複数のことを起用にできる人間ではなかったのを知っていたので。

そんなこんなで4年生になり、大学院へ進学して研究を継続することを決めた私ですが、

研究室の指導教官が別の大学にヘッドハンディングされて、私も付いていくことにしました。

大学が変更になり、私は理学部から工学部に変わりました。

実はこれにより推薦就職の枠が膨大に増えました。

(理学部と工学部でみると、企業が学部あてに推薦枠を提供するのですが、工学部これがとても多いのです)

大学院(修士)の時期

大学院に進学して、奨学金を50,000万円/月から100,000万円/月に増やしました。

アパートを借りて下宿も始めて、生活費は全て自分でやりくりするためです。親の援助は授業料のみでした。

修士1年には毎週土日にアルバイトも始めました。

また修士1年では、基本的には指導教官の授業のアシスタントや学会発表などをしていました。

比較的時間もあり、学校の時間以外はスロットをする時間が増えました。

そんなだらだらとした生活を過ごして、修士1年の冬ごろから就職活動を開始しました。

就職活動の時期

就職活動では自己分析をして、自分のアピールをする必要がありますが、

私は自己PRがうまくできませんでした。

エントリーシートにも自分のアピールをうまく書けなかったです。

自己PRが正直無茶苦茶で、どこの企業も採用してくれるわけない内容でした。

案の定、エントリーシートで落ち続けました。

運よくエントリーシートが通っても、面接で落とされていました。

というのも私のこれまでの人生は能動性に欠けており、自分で物事を考えることも苦手であり、

人に考えを伝えるという能力が足りなかったのです。

そして最終的には大学の推薦で現在の会社で行くことになりました。

確か今の会社での面接の内容は以下のようだったと思います。

・自己PR

・大学でどんな研究をしてきたか

・これまで特に頑張ったことは

・会社に入ったら自分の親を同じくらいの年齢の人の上司になるが、うまくやれるか。

  等々

推薦だったから、滅多なことがなければ落とされないです。

でも当時面接が苦手で苦労した私が、今は人の採用に携わり面接官もしているのですから、本当に世の中どうなるか分からないなぁと思います。

正直、当時の私の能力では大学の推薦がなければ、一部上場の会社へは行けなかったと思います。

中小企業には受かっていましたが、おそらく大学のネームバリュー(旧帝国大学)の力だったと思います。

この時の私の強みは、良くも悪くも愚直さに取り組むこと、その結果達成感を得られて、その達成感が自分のやりがいになり、行動原理となることを押していた。

またその過程で人との対話を大事にして、仮にどんな人であっても尊敬の念を忘れずに向き合うことで人を動かすのだっということを。

正直、今の自分の行動、考えはこのときにすでに自分の中で大事にしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA