こんにちは、あーくんです。
仕事のプロジェクト、PTAの仕事、学校の行事、お祭りイベント等々、たくさんの人たちで協力しておこなうことっていっぱいありますよね。
多くの人の中で何かをやろうとすると人同士の衝突や不調和などで思ったように事が進まないことがあります。
こんな状況に陥らないためにはどうしたらよいでしょうか?
ずばりチームのメンバーが互いに信頼して仕事を任せあうことができる環境を作ることです。
こうした環境を作るためには以下のステップを踏まえることが大事です。
ステップ① 安心・共感
- 相手の話を聞くことを意識し、双方向のコミュニケーションをとり、お互いが安心して話しできる関係をつくる
ステップ② 相互理解
- 安心して対話を繰り返し、その人の特製や仕事のスタイルを理解していくことで、その人の力を発揮してもらえる関係をつくる
ステップ③ リクエスト・応援
- お互いの特製を理解したうえで、よりよい仕事ができるようにチャレンジできる課題をお互いにリクエストできる関係をつくる
今回は「ステップ③リクエスト・応援」について解説していきます。
ズバリ、リクエスト・応援に必要な要素が、「承認力」、「コーチングプロセス」、「アサーティブ」の3つです。
内容のボリュームが多いため、記事を3回に分けていきます。
この記事ではまず「承認力」について話してきます。
ステップ①、②に興味がある人は過去の記事をお読みください。
チームを成功に導く鍵!信頼関係を向上させる3つのステップ~安心・共感~ チームを成功に導く鍵!信頼関係を向上させる3つのステップ~相互理解~お互いの特性を理解したうえで、よりよい仕事ができるように抱えている課題をお互いにリクエスト(要求)できる関係をつくることです。
そのために必要になるのが、「承認力」、「コーチングプロセス」、「アサーティブ」です。
相手の存在に気付いていることを伝えることです。
つまり、ここが自分の「居場所」であるということを認識できるようにすることです。
もし相手が自分の居場所がない感じたとき、「自分を見てくれっ!」という存在証明をとり始めてしまいます。
具体例として、
- 大きな音を立てて扉を閉める
- 疲れたーっと大きな声で言う
- 必要以上に周りに聞こえるように電話をする
- 自分のやっていることを必要以上に見せてくる etc・・・
居場所がないと、自分には存在意義がないって思ったり、やる気をなくしたりするよね。
僕にも経験がるから分かるなぁ・・・
居場所をつくるには4つの承認力が大切になります。
- 存在承認:その人の存在を認める
例)あいさつ、声掛け、名前を呼ぶ、感謝を伝える
- プロセス承認:結果へのプロセスを認める
例)頑張っているね、進んでいるね、次のステップが楽しみだね
- 結果承認:結果を認める
例)周りが喜んでくれてよかったね。努力が報われてよかったね。目標達成して良かったね
- 未来承認:結果の先にある未来を伝える
例)これまでやってきたことは今後の役に立つよ。その気持ちはみんなに伝わるよ。
適宜、承認は頻繁にしてあげることが大事ですが、多くの人は結果承認はするけども、プロセス承認はあまりしないっというのが実態です。
結果を出すのは時間がかかるものなので、しっかりとプロセスをほめてあげることが大事なのではないかと思います。
また相手の行動を修正したいときには、指摘と承認をセットにして話をすると、良い行動にただしていけます。
指摘だけだと怒られてネガティブな気分になるけど、承認もしてもらえるとポジティブな気持ちにもなれるから、指摘を受け入れやすくなるね。
名前を読んであいさつする
⇒名前を呼ばれると、自分の存在に気づいてもらえているという自己肯定感が深まります。
ありがとうを伝える
⇒普段当たり前と思っていることに対して「ありがとう」を伝えることで自己肯定感が深まります。
プロセス承認では才能だけでなく、努力していることをほめる
⇒努力をほめられると、人は接触的に難しいことに挑戦しようと思えるようになります。
相手に伝える方法が3つあります。
- Youメッセージ:相手を評価する
すごい、偉い、最高、やったね、かわいいね
- Iメッセージ:私の気持ちを相手に伝える
嬉しいです。感動しました。助かりました。うらやましいです。
- Weメッセージ
みんな喜んでいます。みんなが期待しています。
可能性を広げる声がけをする
⇒一貫した声がけにより、自身のセルフイメージを引き上げます。
抱える課題をお互いにリクエストできる状態にするための基本として、相手に対する承認をすることで、やる気を高めることが大事です。
意外と当たり前な相手の名前を呼ぶとか、ありがとう、とかもよくよく考えるとちゃんと言えてないって気づかされた今日この頃です。
承認は知識として知ることで、意識的に行動できるようになるため、簡単なことだけどしっかりと実践できれば大きな成果として現れると思います。
この記事が、読んでくれた人に少しでも役に立てるなら、この上なく嬉しいです。
では次回はコーチングプロセスについて話をしてきます。
ではでは。
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