こんにちは、あーくんです。
「職場やイベントなどでリーダーを任されてるけれども、チームがうまくまとまらない。」
「やりたいことがあるのに反対する人がいて困る。」
そんな悩みを抱えていませんか?
私は入社してから10年以上、人をまとめる立ち位置で仕事してきましたが、自分がやろうとしていることが空回りしてばかりでした。
その過程でチームをまとめることができず、悩んで体を壊したり、鬱っぽい状況になったりと苦悩の日々でした。
最初の5年で苦悩して、3年ぐらいリーダーを降ろされました。
その後社内異動先で、今回紹介する方法を知り、実践することでこれまで上手くいかなかったことが嘘のように改善しました。
今では悩みはあるものの製造現場の責任者として、チームを牽引しています。
今回ご紹介する私が変わるために実践した方法が2:6:2のルールです。
この記事を読めば、自分が目指す方針に向けてチームを動かすことができるようになります。
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目次
人の数だけ性格の違いがあります。
この違いは現在に至るまでの生き方や周囲の環境など、様々な要因により形成されていきます。

私は性格上、周囲とできる限り揉め事を起こしたくないです。だから自分の意見をあまり言わないかな・・・対立するのが嫌だから。
そのためチームのメンバーは、人それぞれ様々な考え方や価値観を持っています。
例えば「Aというイベントを成功させるために、チームでBということを行っていこう」っといっても、
賛成意見(積極的)、中立意見(どっちでもよい)、反対意見(消極的)と分かれてしまうのは仕方のないことです。
まずチーム内で意見が割れるのは、当たり前だということを認識して受け入れましょう。
リーダーにはメンバーにチーム目標(方向性)を示し、まとめることが求められます。
そこで重要になるのが2:6:2の法則です。
チーム内には賛成派:中立派:反対派=2:6:2という比率で存在すると言われています。

青色の賛成派:少ない時間でリーダーの考えに賛同し、高い成果にも繋がやすい。
黄色の中立派:時間をかけるほどリーダーの考えに同調して成果が上がっていく。
赤色の反対派:時間をかけても得られる成果が小さい。
自分たちのチームを想像してもらうと、人数比率が凡そこうなっているのではないでしょうか?

これまでの経験を振り返ると、確かに少数の反対派、賛成派がいたなぁ
2:6:2の法則は分かったけど、具体的にどうチームを動かしていくの?
よくやりがちなのは、最初に反対派の2割を説得することから始めるたりしますが、これは時間がかかる割には成果が得られないのが実態です。
ではどうするのか?
まず行うのは、同じ思いを持つ賛成派になりそうな2割を自分の味方につけることです。
自分のやりたいこと方向性を、思いをその人たちに共有します。
短時間で大きな成果を出してくれます。
2割が味方になったら、中立派の6割を巻き込んでいきます。
巻き込む際には、成果を全体に共有していくことで、次第に味方が増えて自分の思いがチームにどんどん浸透していきます。
この手順を踏むことで、限られた時間の中で成果がどんどん積み上がっていきます。
では反対派はどうなるの?
放っておくということなのか?
そうではありません。
リーダーの考えや行いたいことがチームに浸透していけば、反対派の人たちも少しずつ引き込まれていきます。
けれども仮に反対を押し切る人がいたらどうするのか?
その場合リーダーは、彼らの意見を外から見える客観的な意見として聞くことで、必要な点を取り入れていけばよいのです。
すでに成果が得られ始めている中で、改善ポイントとして織り込める意見を織り込むというスタンスをとることで、
反対派にチームの一員であるということが伝わります。
こうすることで、リーダーの思いに対して、チームが同調してまとまっていきます。

反対している人は、部分的にでもいいから自分の意見を肯定的に受け止めてくれたら、嫌な気持ちにはならないよね。
チームは人が集まって構成されるものであり、人の数だけ意見が分かれます。
けれどもそれは当たり前のことであり、自分が成し得たいことに対して反対する人がいても気にする必要はありません。
まずは自分の考えに近い人から引き込んで、自分の考えをチームに浸透させていくのです。
その結果、反対する人が次第に自分の考えに引き込まれていき、チームはリーダーの成し得たい方向に動いていきます。
何かをするにしても、ほとんどの場合は人が関わってきます。人抜きで何かを成し得ることはありません。この記事を読んだ人が、少しでも今抱えている悩みを解消してもらえれば本望です。
私も十年以上こうした悩みを多々抱えながら生きています。
今後も自分の体験や解決方法を紹介していくことで、同じような悩みを解消できる人が一人でも増えてくれれば、記事を書き続けていけると思います。
ではでは!
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