持株会のメリットとデメリット。知らないと損するお得な情報を解説

こんにちは、あーくんです。日本の企業の1割が持株会制度を導入しています。

でも持株会ってどういうメリットがあるの?デメリットは?

この記事では、そんな疑問を持つ人に対して、持株会に加入している私がお答えます。

ちなみにあーくんは持株会とうまく付き合うことで、2022年3月現在で以下のような状況です。

拠出金:1,385,000円

奨励金:138,500円

配当金(再投資):222,000円

累計拠出額に対して、自分で支払っていないお金の割合は20%となっています。

持株会とは

 従業員持株会とは従業員が自社株を積み立てで購入することを支援する仕組みです。

加入したら給与、賞与から天引きされ、一定額で自社株を買い付けてくれます。

ちなみに上場している会社の90%が持株会制度を導入してます。

SMBC日興証券の持株会のHPをリンクします。

持株会のメリット

奨励金が得られる

最大のメリットは、奨励金制度です。

買い付け金額の5%、10%を会社が負担して買い付け量を上乗せしてくれます。

購入した時点で5~10%得をしていることになります。

配当金を受け取れる

持ち株数に応じて配当金が割り当てられます。

また配当金は全て再投資に回されるため、「複利の力」を最大限に活用できる。

少額で買い付けできる

 1回あたり1000~数千円程度と少額で買い付けることができます。

 つまり、単元未満(100株未満)で購入できることになります。

キャピタルゲイン

株価が上がると売却益が多量にもらえます。

投資経験が得られる

 

持株会のデメリット

株主優待がもらえない

株の売却に時間がかかる

いざ自社株を売却したいと思っても、持株会口座で管理されている自社株は、そのまま売却できません。

売却するためには個人の証券口座に引き出して、それから売却します。

個人の証券口座に引き出すのにかかる時間は、1週間~1か月程度となります。

株価が上がって売ろうと思って手続きしている間に、株価が下がってしまうということも起こりえます。

もしすぐに売りたいと思うのであれば、持株会口座から個人の証券口座に、定期的に引き出して準備しておくことをお勧めします。

株価が下がる影響が大ダメージ

会社の業績が悪化した時に、給与と自社株の株価がともに下がるリスクがあります。

極端な話、会社が倒産して解雇となったときに、持ち株も紙くずになってしまいます。

まさに会社と一心同体です。

 

持株の活用方法

持株会に加入していれば、奨励金という恩恵を受けることができるため、お得に資産運用ができます。

仮に株価が下がっても大抵は時間がたてば株価が戻りますので、タイミングを間違えなければ損はしづらいと思います。

しかし結局のところ集中投資という形になるため、持ち株を売らずに持ち続けるのはリスクが高いと思います。

私は持株会に入っていますが、部分的に個人の証券口座に引き出しておいて、株価が上がり自分が納得できるタイミングですぐに売れる準備をしています。

私自身が集中投資はリスクが高いと思っているので、持ち株を売って得られる資金で他の投資商品に分散投資する計画を立てています。

持ち株の取り扱いは、人によって答えが違いますので、自分なりの運用ができたらよいのではと思います。ではでは!

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